別れ話の日の12/22から、
ずっと着信とメールの拒否設定をしていた。

着信は、着信音が鳴らなくても履歴には表示されるから、

27日に、続けて10回近く着信があって、
その日の夜にうちにやってきた。

貸してたお金を返しに来た。

私は、それまでにまとめていた彼のパジャマとか借りていたものなんかが入った紙袋を渡した。
その場で彼は中身を確認し、

「何か言いたいことはないん?
この数日で考えたことは?」
と聞いた。

私は、

話すことがとても意味の無いことのような気がして、
実際は色々考えたのだけど、
特に何も伝えたいことが出てこなかった。
自分でも不思議だった。

顔も、そんなに見ていなかった。

4年半も一緒だったのに、そこにいるのは違う人のような、そんな気さえした。

「別に。」
と答えた。

電話が着信拒否になってることも、解除してくれへんの?と言われたけど、
うん、と言った。

「そっか、、、。
じゃぁ、またね。」
と言うので、
「もう会わへんから。」

と言って、ドアを閉めた。

ロックしてチェーンを掛けると、帰っていく足音が聞こえた。

なんだ、意外とあっけなかったじゃないの。。。
頭が、ぼんやりしているような混乱しているような、
でも、冷静なような自分に対して不思議な感じがした。

でも、
手に持った2万円を見て、
なぜか分からないけど涙が沢山溢れてきた。
苦しくなって、
ドアを開けて廊下を走って、2階の窓から下の道路を見た。
彼はもういなかった。





それから、着信は一回も無い。
私も何も連絡をしていない。


もう、すぐに忘れてしまうさ、私という存在を。
4年半なんて、そんなものだ。

幸せになって欲しい。
幸せになると思うよ。
ほんとに。
あなたは何でも出来る人だから。
何でも頑張る人だから。

あたしは、
あたしのペースでがんばるだけ。
あたしが嵐の真っ只中にいて、幸せの真っ最中のあなたからもし連絡があっても、
比べたりして悲観的になってしまわないように、
もっと強くなんなきゃ。

もっと、もっと、強くなりたい。

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