ポーラー・エクスプレス

観てきた。

うん。
良かった。
特に前半はすごく好き。
純粋に冒険物って感じだろうか。
子どもが観たらとっても楽しいかも。

いちばん最初、POLAR　EXPRESSが家の前にやってきた時、
あのすごい音ですごく臨場感を感じた。



私は人生でいつの時期も、サンタクロースを信じたことなんてなかった。
うちの両親は、いい意味でも悪い意味でも現実的で、
自分達の生活にかけ離れたお伽話のような外国の話で子ども達を盛り上げようとする意思はなかったようだ。

確かに、うちのような純和風なちっこい家にサンタクロースがくるなんて
私自身も子ども心に非現実的な感じがしていた気がする。

でも、それで寂しいって気はしなかった。
ただ、自分の身には起こらないことだろうと分かっている、そんな感じ。
プレゼントは持ってきてくれないけど、もっと、日本の昔話とかお伽話のほうが現実にありそうという気がしてた。
そっちのほうが興味があった。



＊

この映画で何が言いたかったのか、後半のメッセージは私には響いてこなかったけど、
何か素敵なことや不思議なことがもっともっと沢山かくれていそう！っていう
ワクワクした気持ちが懐かしくなった。


・・・あ〜でも、もしTom　Hanksを知らなくて、子どものままの私がこの映画を観たら、
車掌はすごく怖くて嫌な人に映っていたかもしれない。。。
Tomと知っていたから、なんか安心して観れた。