きっと動き出している

もう、結果が送られてくる。
どっちでもいいというような感覚。

22日にいよいよ面接ということになった。
何ともいえない。
自信がある訳じゃない。まるっきりないと思っている訳でもない。
何も考えてないだけ。
面接って嫌いだ。大嫌いだ。
でもやらなきゃ。
やってやらなきゃ。

ここが駄目なら、また契約社員でがんばろう。
また片道10kmくらいの道のりをチャリで通う生活をしようじゃないか。

チャリといえば、こないだ盗まれた自転車が、市の保管所に移送されているというはがきが来ていた。
きっと駅前辺りで乗り捨てられて、そのまま持って行かれたのだろう。
おかえり。
やっと帰ってくるのだな・・・

自分の自転車くらい自分で買いやがれってんだ。こんニャロメ〜。





＊

「どう思ってるの？」
　友達として接してるようにしか感じられない。
　好きっていう気持ちが伝わってこない。

そんなような言葉を言われて、

相手が急に可哀想になって、
涙がでて、そして止まらなくなってしまった。

それは、きっと立場が全く逆だった昔の自分のことを思い出したからだろう。


あたしは、強くなることを選んだ。
頑張った。
一人で生きていけるように。
自立しようと必死にそのための道を模索していた。

そして平気になった。
多くを要求しないようになった。
一人を耐えられるようになった。

でも、
「強くなりすぎた」と言われた。



だって、
仕方ないじゃない？！
そうしなかったら自分を保てなかった。
今思い出しても悲しくなるけど、
不安で過呼吸になったとき、あなたは耳を塞いでいたわけで。
怖いといって、目をそむけていたわけで。

それは強くならなきゃと思うでしょ。
別れられるように頑張らなきゃと思うでしょ。

あなたの望み通り、会いたいと言わなくなった。
私からイチャイチャしようとしなくなった。
あたしを放ってどこへ行こうが何も文句を言わなくなった。


なのに、どうして責めるの？
どうして今更、昔のあたしを要求するの？

どうしたらいいか分からない。
私だってもとに戻りたい。
だけど、その方法が分からない。