あなたのせい？

4時頃に、うとうとしていて、
夢を見た。

学ランを着ていて、私は何を着ていたかな、
彼はとても背が高くて、がっしりしていて、とても大きな手のひらをしていて、
私を包み込んでいた。

どこかの学校のような建物で、
少し冷たい風が優しく吹いている様な感覚があった。

なんだか、二人は何でも分かり合っているような感じがして、
それがとても安心できた。



でも、夢だった。
夢の中にいる時は、それが夢と分からないくらいだったのに。
昔から知ってるような、とても懐かしい感じがしたのに。


あたし、
やっと見つけた、と思った。
これが、欲しかった安心と幸せだ、という気がした。





顔は、「駄目ナリ！」に出ていた人だった。
別に好きな訳じゃなかったのに。

なんか、懐かしいという感覚が強すぎて困る。





電話があった。
メールは拒否していたし、声を聞いたのなんて久し振りで、
そのせいなの、こんな夢。。。

あたしの願望と一緒になって、こんな温かさで現れてきたの。
でも違う。
あの手はそうかもしれない。
あの背の高さも。

でも違う。
私はまたそうなりたいなんて思ってない。



あの心地よさは。
あのしあわせは、でも、わたしの求めているもの。
落ち着いているけど、新鮮さが欲しい。
ずっと清々しい気持ちでいたい。
それだけ。